Switchの『ブレイブリーデフォルト2』をクリアしたので、感想などを語っていきたいと思います!
『ブレイブリーデフォルト2』は、スクウェア・エニックスから発売された、王道RPGといえるでしょう。
コマンド選択式なので古き良き時代を感じさせてくれます。
昔の『FF(ファイナル・ファンタジー)』のイメージに近いですね。
クリアした感想は・・・めちゃくちゃおもしろかったです!!
本作を遊んでいる間は、寝る間も惜しんでプレイに没頭してしまいましたよ。
秀逸なストーリーや、歯ごたえのあるバトル、気持ちを高揚させてくれるBGM、どれを取っても一級品でした!
そんな『ブレイブリーデフォルト2』のおもしろかったところ、気になったところなどを具体的にご紹介していきますね。
『ブレイブリーデフォルト2』ってどんなゲーム?
『ブレイブリーデフォルト2』は、発売元:スクウェア・エニックス、開発元:クレイテックワークスのRPGです。
『ブレイブリーデフォルト』、『ブレイブリーセカンド』に続くシリーズ作品となっています。
とはいえ、前作とのつながりはいっさいないので、前作をプレイしていなくても、プレイ可能です。
実際僕も、前作はプレイしていなかったのですが、まったく問題なく楽しむことができましたよ。
王道の物語
本作は、古き良き王道RPGをテーマに制作された作品です。
クリスタルに選ばれた4人の光の戦士たちが、奪われたクリスタルを取り戻すために、悪に立ち向かう物語となっています。
完成度が高く、誰にでも受けいれられる王道の物語でした。
クリスタルがからんでくると、やはりFFを思い出しますね!
僕も昔のFFが大好きだったので、すんなりと物語に没入することができましたよ。
戦闘
各キャラクターのコマンドを選択して行動する、コマンドバトルとなっています。
コマンドを選択している間は時間が止まるので、ゆっくりと考えて行動を選択することができますよ。
また本作独自の戦闘システムとして、1ターンの間に複数回行動できるようになる「ブレイブ」、防御をしながら行動回数をチャージすることができる「デフォルト」があります。
例えば、強敵にはデフォルトで行動回数をチャージしたあと、ブレイブで一気に倒すなど、非常に戦略性の高い戦闘を楽しむことができるようになっています。
なかなか歯ごたえのある難易度となっていますが、戦略をよく考えて戦えば、敵が強すぎて勝てないということはありませんでした。
そのあたりの難易度調整も絶妙といえるでしょう。
さらに、様々なジョブ、アビリティを育成し、組み合わせることで、自由な戦闘を行うことができるのも魅力です。
『ブレイブリーデフォルト2』のおもしろかった(よかった)ところ
ジョブを育てる楽しさ
本作では、昔のFFのようなジョブシステムを取り入れています。
このジョブを育成するのが、とても楽しかったです!
「アスタリスク」というものを持つ敵を倒すたびに、使えるジョブがひとつずつ増えていきます。
実に20種類以上ものジョブがあり、各キャラクターは自由に装備することができます。
白魔道士なら回復魔法が使えたり、黒魔道士なら攻撃魔法が使えたり、モンクなら攻撃力が高かったり・・・。
次はどんなジョブが手に入るのか?また、どんなアビリティを覚えられるのか?とても楽しみになっていきます!
しかも、ジョブを育てて覚えたサポートアビリティは、他のジョブにつけることもできます。
さらに、各キャラクターは、メインジョブとサポートジョブをひとつずつ装備することができるのです。
例えば、メインジョブを黒魔道士、サポートジョブを白魔道士にすると、攻撃魔法と回復魔法の両方を扱えるようになります。
これに、覚えたサポートアビリティをつけていくことで、自分だけの特徴を持ったキャラクターを育てることができます。
これが本作の大きな魅力になっていると思います!
とにかくジョブを育てて、新しいアビリティを覚えるのが楽しくて、そのために戦闘をしてジョブレベルを上げることに夢中になってしまいました!
戦略性の高い戦闘
先ほど書いた通り、本作の戦闘の難易度は高めです。
とくに中盤くらいになってくると、難易度ノーマルでも、初見では勝てないようなボスも出てきます。
ですが、ジョブやアビリティの組み合わせを上手く使い、「ブレイブ」「デフォルト」を駆使すれば、必ず勝機が見出せるはずです。
一度負けてしまっても「こうすれば勝てるんじゃないか?」とアイデアが次々と浮かぶようになり、それを実行して勝てたときの喜びはひとしおですよ!
プレイする人によって独自の戦略を使えるのが、本作の大きな魅力だと思います。
魅力的なストーリー
物語の序盤は、言い方が難しいですが、普通のRPGです。
盛り上がる展開もありつつですが、キャラクターの深掘りがあまりされなかったり、伏線の回収がされなかったり、悪くはないのですが、少し不完全燃焼の感があります。
ところがそれは、中盤から終盤に物語が大きく動く予兆でした。伏線は見事に回収され、キャラクターへの愛着もわき、ストーリーの続きが気になってやめどきを失ってしまいます!
クリアしたあとの達成感も大きいですが、「終わってしまったな・・・」という喪失感も大きかったです。
それだけ『ブレイブリーデフォルト2』のストーリーにはまったのだと思います。
「プレイしてよかった!」と思える作品でした。
BGMが素晴らしい
本作を語る上で、BGMの素晴らしさを外すわけにはいきません!
本作の楽曲は「Linked Horizon」の「Revo」さんが担当されています。
「進撃の巨人」の「紅蓮の弓矢」「自由の翼」などを作られた方です。
少しシリアスながらも、勇ましく盛り上げてくれる曲が天下一品ですね。
強敵との戦いで流れるBGMを聞くと「絶対に負けられない!」という気持ちになって、戦闘に没入させてくれます。
サントラも発売されているようなので、聴いてみたいものですね。
あなたにもぜひ実際にプレイしていただき、BGMの素晴らしさを体感してもらいたいです。
『ブレイブリーデフォルト2』をプレイしていて気になったこと
ロードが多い、長い
例えば、本作は街から街へファストトラベルができるのですが、街の中にある馬車に乗る必要があります。
そのとき、以下のように3回ロードが入ります。
- ワールドマップから街に入るとき
- 馬車に乗ってファストトラベルの最中
- ファストトラベル先の街の外に運ばれるので、街の中に入るとき
ストーリーの都合上、街から街へファストトラベルする頻度は多いので、少しわずらわしく感じましたね。
その他にも、イベント開始時やエリアチェンジ時などロードが入るのは仕方のないことかもしれませんが、1回1回のロード時間がもう少し短ければいいのにな、と思いました。
戦闘開始時や終了時にもロードは入りますが、そこはそれほど長く感じませんでした。
画面がカクつく
本作では、戦闘中、イベントシーンなどあらゆる場面で、一瞬画面が止まったようになる現象が見受けられました。
少し長く止まってしまうと「フリーズしたかな?」と思ってヒヤッとします。
結果的にフリーズしたことはありませんでしたが、少し気になる点ではありました。
まとめ
ロードが長い、画面がカクつくなど、不満点もありますが、ゲーム全体の面白さから考えれば微々たる欠点です。
ジョブ育成の楽しさ、歯ごたえがありヒリヒリするような戦闘、魅力的なストーリーで、小さな欠点など全部吹き飛んでしまいます!
古き良き王道RPGを楽しみたい方は、この『ブレイブリーデフォルト2』という作品をプレイしてみる価値は十分あると思います。
じっくり腰を据えて、楽しんでくださいね!
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。
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