2023年9月18日、史上初の新幹線プロレスが行われ話題を呼びました。
「新幹線プロレスとは?」「新幹線プロレスのルールは?」「鈴木みのると高木三四郎、勝ったのはどっち?」「新幹線プロレスは成功だったのか?」など気になることをまとめました。
それでは見ていきましょう。
新幹線プロレスとは?
新幹線プロレスとは?
今まで聞いたことのない言葉ですね。
その名の通り、走行中の新幹線の車内でプロレスの試合をすることです。
プロレス団体のDDTが、2023年9月18日に開催した、史上初の「新幹線プロレス」。
DDTが得意とする路上プロレスの延長ともいえる新幹線プロレス。
今回は、東京駅午後1時9分発の東海道新幹線「のぞみ371号」の車内で行われました。
新幹線の車内でプロレスなんてできるのだろうか?と疑問に思いましたが、きちんと試合として成立していたことには驚きました。
プロレスは無限の可能性を秘めていますね。
はちゃめちゃな展開ながらも、白熱した試合が行われたようです。
新幹線プロレスで鈴木みのると高木三四郎が対決!勝ったのはどっち?
今回の新幹線プロレスは、鈴木みのる選手(55歳)と高木三四郎選手(53歳)がシングルで対戦。
最初の停車駅である品川で、高木三四郎選手が入場すると、車内は大歓声に包まれます。
お客さんが、いかにこの新幹線プロレスを楽しみにしていたのかがわかりますね。
ところが、対戦相手の鈴木みのる選手が現れません。
列車は走り続け、次の停車駅の新横浜に到着。
そこで、鈴木みのる選手の入場テーマ曲「風になれ」が流れ、ついに鈴木みのる選手が登場します。
なかなか憎い演出ですね。
車内には75人もの乗客(観客)がつめかけています。
その車内の通路で、所狭しと2人が試合を繰り広げました。
パンチやキック、エルボーのゴツゴツした音を間近で聞いた観客はすごい迫力を感じたでしょうね。
試合には、2人の他にも、いろいろな選手が登場(乱入)し、中でも秋山準選手や
引退はしているものの元レジェンドレスラーの鉄人・小橋建太さんの登場には驚きました。
小橋建太さんのチョップが炸裂し、往年のプロレスファンにも楽しめる内容となりましたね。
最後は、鈴木みのる選手が、スリーパーからのゴッチ式パイルドライバーを決め、3カウントで高木三四郎選手に勝ちました。
観客にとっては、試合時間37分29秒が夢のような時間だったでしょうね。
新幹線プロレスのルールが独特!興業は大成功!
新幹線プロレスの興行は大成功で幕を閉じました。
新幹線プロレスのチケットは、なんと30分で完売してしまったそうです。
物珍しさもあったのかもしれませんが、それだけではなく、なんといっても間近で選手の技を見る事ができるのが一番の魅力だったのではないでしょうか?
実際、観客は大盛り上がりだったようです。
- 投げ技禁止
- 車両の設備を破壊しない
- 走行中に座席の回転はしない
- 車内を汗で濡らしてはいけない
などなど、新幹線プロレスならではのルールが設けられ、それをきちんとレスラーも守りました。
おかげで、殺伐とした雰囲気ではなく、どこかユーモラスな試合展開となり、観客も安心して楽しめたようです。
鈴木みのる選手は「新幹線の次はリニア開通記念をやろう!」とやる気満々で語っていました。
元々プロレスは「ルールのあるケンカ」と言われています。
その場その場で臨機応変にルールを策定し、それを守ることによって、新しいプロレスがどんどん誕生していくのかもしれません。
今後のプロレスの発展を期待させる、今回の新幹線プロレスだったと思います。
選手のみなさん、団体関係者のみなさん、お疲れ様でした。
そして、楽しいプロレスをありがとうございました。
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